富士山



伊坂幸太郎氏の[3652]というエッセイを時々読む。
なんか自分がつまらないやつだとか、あーあ、やんなっちゃったなーなんて投げやりになった時にチョットした刺激になる。作者は編集者や出版社、担当の方などから様々な依頼を受け、日々の生活のアクセルの様な、悪く言えば鞭をあてられている様なー。
文章を得意とする方のブログが楽しいのとはまた違ったハードカバーならではの畏まったかんじと、作者の多面的な感情表現や景色の捉え方は僕をリラックスさせる。伊坂氏のお父上は特に好きかもしれない。



怠け癖の治らない僕にとっては羨ましい追い立てられる様な仕事。
自営業では上手く行っていた頃のしごとのパターンをなかなか捨てられず、事業の悪化を、社会の所為、大型店出店の所為、景気が悪いからなどと言い訳目いた御託を並べがちで、今期からこの事業に参入するなら、自分がブームの火付け役になってやるって新規で始めたころの勢を思い出して行動に移すべきなのであるが。だれもこの怠け者に「時間がない、今やらなければいないことはこれだよ」と指導して欲しいものである。